3つの方法で空き屋不動産を賢く活用

空き屋でお悩みの方は全国に大勢いらっしゃいます。負の財産を相続してしまったとご相談される事もしばしば。不動産は放置していれば固定資産税など財布からお金を奪っていきますが上手く活用すればあなたの財布にお金を運んでくれます。

本日は使う予定の無い不動産をどの様な活用すれば良いのかオーソドックスではありますが王道の方法を3つ掲載します。参考にして下さいね。

建物を解体して土地のみを売却

築古の住宅が土地の上にある場合、なかなか売却できません。土地を購入人に気持ちになってみれば分かります。特殊なケースを除いて築古の住宅を活用しようと思う方は少なく、新しい住宅を新築しよう、と言う考えの方の方が圧倒的に多いのです。その場合不要な空き家は解体しなくてはならず解体費用も買主が負担すると言う事になれば、やはり購入に消極的になってしまいます。

解体費用を値引き交渉されるくらいならそもそも売り主側で建物を解体していた方が断然売却までの期間も早まります。イメージしてみて下さい。築古物件がボロボロの状態で建っていて回りも雑草で覆われている場所と、綺麗に整地させ新築の建物がイメージできる土地。ほとんどの方は後者を選ぶと思います。

地域によって解体費用に補助金を出している行政もあります。しっかり調べてお得に更地にしましょう。ちなみに解体費用ですが、木造住宅で坪あたり4~6万円、軽量鉄骨造で坪あたり6~7万円が相場となります。

賃貸住宅として貸し出す

空き屋をDIY(もしくは業者によるリフォーム)で修繕し賃貸として貸し出す事で収入を得る方法があります。昨今、空き家が全国的に問題となって来ています。自治体によっては「空き家バンク」と言う制度を利用して空き家の売却や賃貸を支援しています。登録は無料なので使用しない空き家を綺麗に清掃し、外回りの除草等しっかり行えば大掛かりなリフォームも必要なく賃貸に出せる可能性もあります。賃貸の仲介は不動産会社が行いますので、空き家オーナーのあなたは特になにもせずとも入居者が入り家賃収入を得る事が出来るのです。勿論、管理も不動産会社に委託する事が可能ですのでお勤めの方もちょっとの努力で負の資産をお金を生む資産へと転換出来ます。

自分や親族が住む

一番簡単な方法です。そもそも誰も住まない”空き家”にしておく事が負の資産になっている原因です。人が住んでいなければ住宅の痛みも早まり老朽化に拍車が掛かります。人が住めば住宅の不具合にもいち早く気が付き早め早めのメンテナンスが出来ます。自分が住めない場合は親戚や子供など、ぐるりと考えてみて下さい。住んでもらう代わりに固定資産税など僅かな部分を負担してもらえればあなたの財布からお金が無くなる事がなくなります。

まとめ

空き家の活用方法について解説しました。オーソドックスな方法ではありますが空き家不動産を活かす場合はこの3点に集約されると思います。

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